月と私
私にとって月とは月以上の価値を持つ。
月以上の価値を持つ とは、月が月である、ということ以上の意味を持つということだ。
と、よく分からない風に書いて見たけど、この通りでもある。
私は月が大好きだ。
眺めるのも、写真を撮るのも、月について調べるのも。
好きだからと言って月の全てを知っている訳では無いけど。
満月の日は見逃さない。
わざわざ月の満ち欠けが書いてあるカレンダーを買ってもいる。
直前まで忘れていることは多々あるが、何故か思い出してぼーっと満月を見つめている。
本当にどうしてなのか満月を毎回見つめる。
時々写真も撮る。毎回ほぼ同じで面白みがないので、すぐ消してしまうが。
月はなんでこんなにも魅力的なのだろうか。
私が解決出来ていない重要な疑問の1つである。
解決しなくてもいい気になる疑問の1つでもある。
理想の理想で勝手に思っているだけだが、
月が綺麗ですね。
なんて素敵な男性に言われてみたい。
いつか来る日のために
死んでもいいわ。
なんて窓際で呟いて練習している
街やら家族やらは寝ているときに、こんな練習をしていることを月に見られてしまった。
これは月と私の2人だけの秘密よ。